これまでとこれからも

--- 政治家(議員)になった動機(きっかけ)は?

イギリスに留学中の2008年、国家観も無く、耳触りの良い事ばかりを言っていた民主党に風が吹いたことに危機感を覚えたのがきっかけでしょうか。政治は誰かがやらなくてはならないこと、そして、議会制民主主義は代表者を選ぶ制度ですから、他にいないとなったら自分が立つしかないんだと決意しました。

--- 政治家(議員)として心掛けているところ。

勇退された先輩議員から武蔵野線が開通する以前に鉄道が吉川と野田を通る計画があったと聞いたことがあります。もちろん、その時その時の住民の協力は不可欠ですが、議会での一つの決定がまちの将来に大きな影響を及ぼすことを痛感しました。ですから、住民全体の福祉の向上と将来的な発展を心掛けるようにしています。

--- 政治家として遣り甲斐を感じることは?

道路の補修や街灯の取付などいただいた市民要望にきちんと応えることができ、「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時ですね。

---力を入れている(入れていく)政策は?

やはり、将来の人口減少社会を見据えた少子化対策と安定した歳入基盤の確保ですね。厚生労働省が公表した推計によれば、2016年の出生数は98万1千人で、統計を始めた1899年(明治32年)以来初めて出生数が100万人を下回ったとのことです。少子化対策に力を入れていかなければならない理由は、この人口減少と少子高齢化による人口構成の歪みは、経済縮小や20代、30代の女性がいない地域の地方消滅、社会保障破綻、治安や安全保障の危機などを招く可能性があるからです。また、人口が減少し、現役世代の多くが退いた時、如何に歳入を維持、増加させるかが、行政サービスの質を維持するためには不可欠だからです。田中角栄が言ったように、福祉は天から降ってきません。歳入がなければ、行政サービスの提供がままならなくなります。

---政治家にならなかったら何になりましたか?

異文化に接することが好きなので、何かしら海外との接点のある仕事をしていたと思います。教職課程は取りませんでしたが、教師に向いてそうと言われたことはあります。

---有権者(特に若い方達)へのメッセージをお願いします

政治に対して不平不満は多かれ少なかれあることだと思います。私自身も高校生時代はどことなく政治家を毛嫌いしていました。しかし、民主主義においては、有権者が住民の代表である政治家を選ぶ権利があるのです。誰がやっても一緒と投票に行かず、その与えられた権利を無駄にしないでください。私の名刺には、“一身独立して、一国独立す”という福沢諭吉の言葉が記載されていますが、アメリカの第35代大統領ジョン・F・ケネディも“国が何をしてくれるかではなく、国に何ができるかを考えよう”と訴えたといいます。洋の東西を問わず、国家に依存しない気概を持つことが重要だと説いています。民主政治は衆愚政治に陥る危険性があることを常に意識し、“権利と義務”という表裏一体ともいえるこのバランスを意識しながら、まちや国の将来像(ビジョン)を描き、一緒により良きものを築くために政治に関心を持ってください。